JR向能代駅の新駅舎完成 「北前船」をイメージ

 老朽化に伴い、改築工事が行われてきた能代市落合字下大野のJR向能代駅の新駅舎は、25日午後2時20分に営業開始する。江戸時代から明治時代にかけて運航し能代にも寄港した「北前船」の白い帆と茶色い船体をイメージした外観が特徴的で、JR秋田支社は「地域の皆さまから愛着を持って利用いただける駅になれたら」とする。同駅は昭和24年2月に仮乗降場として設置されたのが始まりで、27年1月には駅に昇格。開業当初は駅員を配置していたが、40年に業者、59年には市に駅業務を委託。令和3年には能代西高の閉校で、通学利用者が激減したことから無人駅化された。

25日に営業を開始するJR向能代駅の新駅舎(能代市落合字下大野で)
25日に営業を開始するJR向能代駅の新駅舎(能代市落合字下大野で)

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