悲惨な事故防止へ一丸で活動 能代市で秋の全国交通安全運動出発式

 秋の全国交通安全運動(21~30日)を前に、能代市役所大会議室で20日、出発式が行われた。能代山本4市町の関係機関・団体から約150人が出席。会期中は一丸となって街頭啓発など各種活動に取り組むことを誓い合った。出発式は、市交通安全対策協議会(会長・斉藤市長)が主催。小林雅彦能代署長は、18日までに管内では42件の人身交通事故が発生し、4人が死亡、44人が負傷している現状に触れ、「大変厳しい交通情勢だが、悲惨な交通事故を発生させないため、本運動への皆さんの協力をお願いしたい」などと訴えた。愛慈幼稚園年長児の櫻庭向優ちゃん(5)と後藤凛奈ちゃん(6)はミニ警察官の制服姿で、「絶対に飛び出しません。運転手の皆さん、僕たちを優しく見守ってください」と元気に呼び掛けた。

関係者約150人が出席して行われた出発式(能代市役所で)
関係者約150人が出席して行われた出発式(能代市役所で)

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