能代市の住宅リフォーム支援事業、利用件数伸び堅調 条件緩和の効果続く

 能代市の「住宅リフォーム支援事業」が、今年度も堅調に推移している。8月末時点の利用実績は440件、補助金総額5669万5千円で、件数は前年同期比で24件(5・8%)増加。予算の不足を見込み、開会中の9月定例議会に提出した補正予算案に2千万円を追加している。2年度に利用条件を緩和したことが引き続き奏功しているほか、物価上昇の中で家をリフォームして長く使おうとする住民側の意識もうかがわせている。補助対象工事は30万円以上の増改築・リフォームで、市内の個人事業主や法人が施工する工事。補助金の額は、対象工事費用が30万円以上200万円未満の場合が10%で、200万円以上の場合は一律20万円。「多世代同居」「多子世帯」「中古住宅等」の三つのケースには、各20万円の加算を行っている。

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