県内初、三種町に「CO2を食べる自動販売機」 八竜改善センターに設置

 二酸化炭素(CO2)を吸収する特殊材を内蔵した自動販売機が、三種町の八竜農村環境改善センターに設置された。同町は温室効果ガス排出量について実質ゼロを目指す「2050年カーボンニュートラル宣言」をしており、県内初の設置となった〝CO2を食べる自販機〟も活用して環境保全活動を推進する。自販機が電力由来のCO2を排出することから、自販機自体でCO2を吸収する仕組みを探ろうと、アサヒ飲料(東京都)がCO2を取り込む自販機を開発し、今年から全国で設置されている。同社の関連企業で自販機の設置・運用を行うミチノク(岩手県奥州市)が三種町に提案、設置に至ったもので、19日に田川町長、ミチノクの住吉啓史代表取締役社長らで除幕式を行った。

三種町が〝CO2を食べる自販機〟を導入。街に木が増えていくようなラッピングが特徴(八竜農村環境改善センターで)
三種町が〝CO2を食べる自販機〟を導入。街に木が増えていくようなラッピングが特徴(八竜農村環境改善センターで)

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