黄金色の中で稲刈り 能代支援学校の児童生徒ら実りの秋実感
能代支援学校(佐藤圭吾校長、児童生徒94人)の全校稲刈りが18日、能代市真壁地の学校田で行われ、児童生徒たちが協力しながら鎌で稲を刈り取り、実りの秋を実感した。同校では農業への興味関心を高めてもらおうと、毎年5月に田植え、9月には稲刈りを実施。今年度も同校に隣接する学校田(23㌃)にあきたこまちの苗を植え、約4カ月ですくすくと成長。この日児童生徒たちの前には黄金色の田んぼが広がった。「はじめの会」に続き、中学部と高等部の生徒は鎌を持って田んぼに入り、「ザクッ、ザクッ」と稲の根元を刈り取り、そばにいる小学部の児童や教職員に手渡した。収穫したコメは給食や調理実習で使う予定。