洋上風力の漁業への影響調査実施計画、年度内に作成へ 能代・八峰沖事業

 県は18日、能代市・八峰町沖で11年6月の運転開始を目標に洋上風力発電事業を行う合同会社八峰能代沖洋上風力と共同で「漁業影響調査検討委員会」を設置し、同沖で行う漁業影響調査の実施計画の検討を開始した。国が再エネ海域利用法に基づき設けた法定協議会の下部に位置付ける組織で、同市御指南町の県山本地域振興局庁舎で第1回会議を開いた。漁業者らへのヒアリングも行って最適な調査方法を探り、年度内の計画作成を目指す。調査は海上工事着手(9年5月)の2年前に当たる7年5月に開始する。

漁業影響調査の実施計画を検討する委員会(県山本地域振興局で)
漁業影響調査の実施計画を検討する委員会(県山本地域振興局で)

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