国交省秋田港湾事務所能代港出張所が移転 能代法務合同庁舎1階に入居
国土交通省秋田港湾事務所能代港出張所は、能代市浜通町の庁舎から同市大町の能代法務合同庁舎1階に移転し、17日から新庁舎で業務をスタートした。秋田港湾事務所の外久保剛史副所長(能代港出張所常駐)をトップとする職員3人体制を維持する。外久保副所長は「基地港湾に指定した能代港の地耐力工事は7月末で完成した。これから港を活用した一般海域の洋上風力事業が本格化するので、新庁舎で新たな気持ちで臨みたい」と話した。能代港内に建つ平屋建ての旧庁舎は昭和57年に建設。東北財務局の監査で県有地に建つ点を指摘され、合理化の一環で国の施設である合同庁舎への移転を決めた。旧庁舎は解体し更地にして県に返還する。