JAやまもと、6年産こまち概算金2万円 前年比7200円の大幅アップ

 JA秋田やまもと(竹内孝一組合長)は17日、三種町鹿渡の同JA本店で理事会を開き、6年産米の概算金について、主力品種のあきたこまち1等米(60㌔)で2万円と決めた。前年比7200円(56%)の大幅な引き上げで、現行の概算金制度となった平成27年産米以降で最も高い。肥料や資材など生産費が高騰し、前年まで2年連続で天候不順による収量減・品質低下に見舞われたことなどを踏まえ、同JAは「農家の安定生産、地域農業の維持に大幅引き上げが必要と判断した」とした。能代山本のJAでは、あきた白神が今月9日の理事会で6年産米の概算金を決定しており、あきたこまち1等米(60㌔)で1万7500円。5年産より5200円の引き上げで、同JAも現行の概算金制度では最高となっている。

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