大雨災害に備え合同救助訓練 能代署と能代山本広域消防本部
台風などに伴う河川の氾濫や家屋の浸水といった大雨災害に備えようと、能代署と能代山本広域市町村圏組合消防本部は11日、能代市民プールで合同災害救助訓練を行った。参加者らは救助用ボートなど各種資機材の使い方や有事の際の連携体制を確かめ合った。訓練は、能代署が同消防本部に協力を依頼して開催。警察、消防合わせて43人が参加した。講師を務めた同消防本部の担当者は、救助用ボートや救命浮環、水難救助用スローバッグといった各種資機材の特徴や使用法を紹介したほか、水難救助のノウハウを伝授。続いて浮環の投げ方や救助用ボートの操作、手やパドルを使った救助法などを実践し、参加者同士で資機材の使い方についてアドバイスを送り合いながら訓練に取り組んだ。