顔なじみで和やかに 能代市で敬老会の「地域開催」広がる

 能代市で敬老会シーズンを迎えた。市主催の敬老会を廃止し「地域開催」に移行して2年目で、各地で趣向を凝らして開催。このうち河戸川地区では「敬老の日」の16日に開かれ、顔なじみの高齢者が普段着姿で集会所に集まり、健康に役立つ講話や飲食、踊りの発表などを存分に楽しみながら笑顔の輪を広げた。市主催の敬老会は、地区主催の二ツ井地域の各地区や常盤、鶴形、桧山、東能代の4地区を除き、9月に市文化会館で開いてきたが、参加率の低さや「なじみの住民が普段着で集まれる敬老行事が良い」との声を受け、5年度から市主催の敬老会を廃止し“地域移行”している。5年度は自治会または老人クラブの18団体が新たに地区主催で開催したが、今年度はさらに拡大し、38団体が地区主催に移行した。

参加者が笑顔で軽運動を楽しんだ河戸川地区の敬老会
参加者が笑顔で軽運動を楽しんだ河戸川地区の敬老会

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