企業の外国人材獲得・定着支援 能代市で一般社団法人「COCORO」発足

 外国人材の獲得・定着に向けた企業の取り組みを支援する一般社団法人「COCORO(ココロ)」が能代市で発足した。人口減少が進む能代山本で人手不足が深刻化する中、外国人材を受け入れて労働力を確保し、生産性を向上させる。業種の垣根を越えて、外国人材の受け入れに関するノウハウを地域で共有し、遅れをとっていた外国人雇用を効率的に進める。同法人がベトナムやインドネシアなど海外の送り出し機関や大学などと築いたパイプを生かして、人手が足りない建設、製造、介護などの業種に優秀な外国人材を送り出す。市も協力する官民一体となった珍しい取り組みで、県外の行政機関も注目している。

COCOROのメンバーが訪問したインドネシアのダルマプルサダ大学(能代市提供)
COCOROのメンバーが訪問したインドネシアのダルマプルサダ大学(能代市提供)

関連記事一覧

error: Content is protected !!