地域の安寧と発展願いみこし巡行 機織神明社例大祭

 能代市機織轌ノ目の機織神明社(浅野透宮司)の例大祭が15日に行われ、第五小児童や氏子たちに引かれたみこしが、約3時間かけ地域の発展や安寧、住民の健康を願い練り歩いた。14日が宵祭、15日が本祭。みこしは平成6年までは本祭に男衆が担いだが、高齢化の影響で軽トラックの荷台に載せたり、台車に載せ氏子や障害者通所施設の利用者が引いてきた。この日はあいにくの雨模様となったが、境内で神事を行った後、ほら貝や拍子木、太鼓の音を響かせながら、猿田彦を乗せた軽トラックに続いて、加勢を呼び掛けた第五小の3~6年生6人らにも引かれたみこしが、今月1日に完工したばかりの真っ白な大鳥居をくぐって地区へと繰り出した。

機織神明社の例大祭で、子どもたちの加勢も得てみこしを巡行
機織神明社の例大祭で、子どもたちの加勢も得てみこしを巡行

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