琴丘小児童、中館番楽を稽古中 来月の学習発表会で披露

 三種町琴丘小(中田春輝校長)の6年生18人が地元に伝わる中館番楽の稽古に励んでいる。来月12日に開かれる学習発表会で披露する。中館番楽は、北秋田市阿仁根子から山越えしてきた猟師が伝授し、400年以上続くとされる。毎年お盆に琴丘地域の中沢、館村地区で公演している。同校では、郷土芸能に理解を深めようと平成28年から高学年の児童が学習に取り組んでいる。今年は中館番楽保存会会長の近藤和雄さんの指導で、6月3日から全13回の練習とリハーサルを行い、学習発表会で演目「三刀抜(みつぬき)」を披露する。8回目の練習となった9日は、扇や刀を使った舞を練習。近藤さんの太鼓や笛に合わせて一連の流れを通し、刀などを持って回ったり、交差させてその中をくぐったりした。

琴丘小6年生が学習発表会で披露する中館番楽を練習
琴丘小6年生が学習発表会で披露する中館番楽を練習

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