商店街の再生事例学ぶ 「ちいさなシゴトのつくりかた」講座始まる
能代市は、3年目となる連続講座「ちいさなシゴトのつくりかた」を開いている。規模や業態にこだわらない「自分らしい仕事」による起業を後押しすることが狙いで、同市元町のマルヒコビルヂングを運営する合同会社のしろ家守舎(やもりしゃ)との共催事業。今年度の皮切りとなった6日は、マルヒコビルヂングで勉強会を開き、福岡県北九州市の株式会社「三角形」の代表取締役、福岡佐知子さんが「シャッター商店街の再生物語。『余白』がもたらす人の可能性」と題して事例報告。オンラインを合わせて参加した約30人が、北九州市で取り組まれている商店街再生に理解を深めた。講座は来年3月まで計7回行われ、中心となる勉強会やワークショップでは、地域内外で個性的な仕事や地域再生を実践している人を講師に招く。