能代市、廃校舎2校の民間活用模索 文科省プロジェクトに登録申請

 能代市9月定例議会は12日、決算特別委員会と予算委員会の3分科会、3常任委員会を開き、付託された各議案を審査した。このうち文教民生委員会で市当局は、全国の廃校施設情報を発信し活用につなげる文部科学省の「みんなの廃校プロジェクト」の登録に取り組むと説明。旧竹生小と旧富根小を対象とし、民間による活用を全国から募っていきたい考えで、今後周辺自治会や利用団体などへの説明を予定。市教育委員会教育総務課は「両施設は現在一部を市民に利用してもらっているが、将来的な解体も検討が必要な時期に来ていることや、解体前に民間の活用を募りたいということを地域に説明していきたい。地域コミュニティーにも関係する側面があるため、庁内関係部署と連携を図りながら丁寧な対応に努めたい」と述べた。

「みんなの廃校プロジェクト」について説明された文教民生委員会
「みんなの廃校プロジェクト」について説明された文教民生委員会

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