藤里町9月議会開会 佐々木町長、タイの学校との交流目指す考え示す
藤里町9月定例議会は11日開会、会期を20日までの10日間と決めた後、佐々木町長が行政報告を行った。佐々木町長は、教育旅行・インバウンド(訪日外国人旅行者)など冬季誘客拡大や人材育成を図る上で藤里学園のプログラム充実を模索していたとし、タイのバンコク秋田県人会の仲介を得て、タイ王立小中高一貫校やタイ最古の学校などとの交流を目指すと説明。11月に県事業として行われるタイへのトップセールスに参加する考えを示し、「学校関係者だけでなく旅行事業者も参加するため、情報発信や関係性づくりの絶好の機会となる。町における国際交流を活発化させ、将来的な教育旅行の誘致や学園生徒の多様性を育む場の創出につなげていきたいと考えている」と述べた。