「心臓の病気」テーマに学び 能代山本医師会・医療を考える集い

 能代市山本郡医師会(楊国隆会長)などが主催する公開講座「医療を考える集い」は7日、「心臓の病気について」をテーマに市文化会館中ホールで開かれた。約150人の住民らが医師の講演に耳を傾け、狭心症や心不全といった心臓の病気の特徴や治療方法などを学び、適切な受診や医療と関わりを持つことの大切さに理解を深めた。能代厚生医療センター副院長で循環器内科の木村州孝氏は講演で、狭心症や心筋梗塞は「時間との勝負になる、放っておけない痛みであることを知ってほしい」とし、同医療センターでは心筋梗塞は緊急カテーテル治療が24時間対応可能で、救急隊から病院へ心電図を転送するシステムを4年度から順次導入し、治療開始までの時間短縮に努めていることを説明した。

約150人が来場した公開講座「医療を考える集い」
約150人が来場した公開講座「医療を考える集い」

関連記事一覧

error: Content is protected !!