天空の不夜城大型灯籠の大規模改修、財政支援は「継続見込める状況前提」

　能代市９月定例議会は10日、一般質問を続行し４氏が登壇した。能代七夕「天空の不夜城」について２氏が質問。斉藤市長は、大型灯籠の「愛季（ちかすえ）」と「嘉六（かろく）」の合計で８千万円以上を要すると試算している大規模改修の必要性を問われ、市が財政的に支援するかどうかについて「当面のイベント継続を見込める状況になることが前提と考えている」と説明。また、「続けるにはより良い運行の仕方を検討しないと市民の理解を得られない」と述べた。不夜城は、毎年破けた箇所の補修などを行って運行しているが、全体的に老朽化が進行。市が大規模改修の費用を試算したところ、和紙をすべて張り替え、躯体の鉄骨や木枠を更新する想定で「愛季」は５４８０万円、「嘉六」は２７９８万円を要するとしている。