未来へつなぐ舞を披露 伝統芸能の祭典inみたね

 三種町の「伝統芸能の祭典inみたね」が8日、八竜農村環境改善センターで開かれた。祭典の幕開けを飾ったのは地元の浜田獅子舞愛好会。昭和58年の日本海中部地震で甚大な被害を受けた地域に活気をもたらそうと青年有志が翌59年の元日に初めて巡業したのが始まりで40年の歴史がある。会場で3体の獅子が勇壮に舞い、来場者の頭をがぶり。清水秀男会長はステージで「はらいたまえ、清めたまえ」と無病息災、家内安全も願った。祭典では地元の中館番楽、じゅんさい音頭、志戸橋番楽や能代市の切石ささら踊りも披露され、幕あいは三種町方言劇同好会が務めた。15日は森岳八幡神社境内の農村歌舞伎会館で森岳歌舞伎などが披露される。

伝統芸能の祭典inみたねで、地域の平穏を願った浜田獅子舞(三種町八竜農村環境改善センターで)
伝統芸能の祭典inみたねで、地域の平穏を願った浜田獅子舞(三種町八竜農村環境改善センターで)

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