風力発電事業撤退を 市民グループ「考える会」、今年度事業計画決める
市民グループ「能代山本洋上風力発電を考える会」(中根慶照会長)の総会は先月31日、能代市萩の台のサン・ウッド能代で開かれ、能代山本で進む洋上・陸上風力発電事業の撤退を求めて実施する今年度の活動計画を決めた。23人が参加し、「海や人、野鳥、海洋動植物の生態系を壊し、景観を台無しにする洋上風車の建設に反対する」方針を決めた。スローガンは「県想定の地震・津波に耐える風車なし。安全・安心な秋田の豊かな自然を守ろう」。住民理解を醸成する活動では、県、市の出前講座などを活用した学習会や風車の見学会を計画した。