能代山本でコメの商品不足続く 新米の本格流通は今月末以降か

 能代山本のスーパーや米穀店で、コメの商品不足が続いている。天候不順で5年産米の流通量が少なかった中で、供給不足への懸念から需要が急激に高まって全国的に品薄となり、波及した影響は先月末から顕在化。県外の家族や知人などへの発送が急増したことも地域の商品不足に拍車を掛けた。新米の出荷が待たれる中、能代山本では早い農家で今週末から稲刈りに着手し、今月10日以降に販売できるよう準備を進めるスーパーもある。農業団体は、今月末以降は新米の流通が本格化するとみている。

スーパーの米売り場は、空の棚も目立つ。昼ごろにあった商品も夜には売り切れていた(5日・能代市東大瀬のテラタバイパス店で)
スーパーの米売り場は、空の棚も目立つ。昼ごろにあった商品も夜には売り切れていた(5日・能代市東大瀬のテラタバイパス店で)

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