能代市、男性職員の育休100%達成 特定事業主行動計画5年度実績
能代市は、特定事業主行動計画(3~7年度)の実施状況と、女性の活躍状況を公表した。5年度の男性職員の育児休業取得割合は初めて100%を達成し、7人が取得した。部署内での配慮や、男性職員の意識の変化が背景にあるとみられる。平均の取得期間は25日間だった。一方、管理職(課長補佐級以上)に占める女性職員数の割合(今年4月1日時点)は22・3%で、前年より2・9㌽低下し、目標の「25%以上」から後退した。特定事業主行動計画は、性別にかかわらず職員が自らの個性と能力を一層発揮できる職場環境づくりを進めるため策定。六つの目標や対策を盛り込んでいる。