能代市、工業団地の工業用水整備に本格着手 ８年度供用開始目指す

　能代市は今年度、工業用水道整備事業に本格的に着手した。能代工業団地内にある各企業に工業用水道を供給するための取り組みで、総事業費が20億円以上に上る大規模事業となっている。５年度に実施設計と井戸の掘削工事を行い、今年度からは浄水場や配水場の建設、水道管の布設といったメインの工事を進め、８年度の供給開始を目指す。市は「上水道より安価な工業用水道を企業に供給し、経営に寄与したい」としている。