患者の意思決定支援 能代山本医師会ACP研修会

 能代市山本郡医師会(楊国隆会長)のACP研修会は先月24日、同市桧山の介護老人保健施設友楽苑で開かれ、医療従事者やケアマネジャーら在宅療養や介護に携わる関係者約20人が参加、演習を交えた講演を通して、苦しみを抱える人と接する時のコミュニケーションの基本や対話の大切さ、「穏やか」であることをゴールとした援助や関わり方について学んだ。ACPは「アドバンス・ケア・プランニング」の略称で、「人生会議」とも呼ばれる。将来に希望する医療やケア、大切にしていることについて、家族や医療・ケア関係者らと前もって繰り返し話し合い共有する取り組みで、患者本人を主体とし、本人の意思決定を支援する。一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会(東京都港区)の代表理事で、めぐみ在宅クリニック(横浜市)院長の小澤竹俊さんが講師を務めた。

在宅療養や介護に携わる約20人が参加したACP研修会
在宅療養や介護に携わる約20人が参加したACP研修会

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