柿の葉茶商品化も計画 きみ・パ・フェスへ学習会 二ツ井中

 能代市二ツ井小・中学校合同の地域創生プロジェクト「きみ・パ・フェス(きみまちカンパニーフェスティバル)」に向けた事前学習会が4日、二ツ井中(堀江岳志校長)で開かれた。きみまちカンパニーは、二ツ井中学校区の小中学生が「きみまちカンパニー」の社員となって、起業家目線で二ツ井町の特産品を開発したりする中で、地域の活性化と創生を考える事業。今年は11月3日に、開園から100周年を迎えるきみまち阪公園を会場に開催する予定。同校では生徒が▽観光事業部▽産業事業部▽企画事業部──のいずれかに所属し、地域資源を活用した商品開発、観光ガイド研究などに取り組んでいる。このうち産業事業部では、放置柿を収穫して加工・商品化している柿木崇誌さん(二ツ井町)を講師に柿の葉茶を作ったり、県北パネル(同)の倉持美帆さんらの協力を得て木工品制作などさまざまな事業展開を模索している最中。柿の葉茶づくりのグループでは柿木さんが、商品化し販売するまでの流れを説明した。

柿の葉茶の商品化を研究した二ツ井中の「きみ・パ・フェス」事前学習会
柿の葉茶の商品化を研究した二ツ井中の「きみ・パ・フェス」事前学習会

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