能代駅前に4階建て74室のビジネスホテル 千葉の不動産業者、8年開業へ

 能代市の9月定例議会は3日開会し、会期を27日までの25日間と決めた後、斉藤市長が行政報告を行った。市長は、市有地にあるJR能代駅前の大栄百貨店ビル(3階建て)について、多様なホテル事業を手掛ける不動産業「デベロップ」(千葉県市川市)がビルを解体して、74部屋のビジネスホテルを建設・運営する計画が同社から示されたことを明らかにした。4階建ての鉄筋コンクリート造りで8年の開業を目指す。同社からは市有地の売却と事業費に対する財政支援の要望があり、市長は「ビルの撤去で廃ビル化の懸念が払拭(ふっしょく)され、宿泊施設不足の解消や中心市街地の活性化に資するので支援を検討する」と述べた。

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