能代市野球協会、赤沼球場の改修を市に要望 老朽化進行、排水の悪さも指摘

 能代市野球協会(後藤健会長)は2日、市役所を訪れ、赤沼球場の改修を求める要望書を斉藤市長に提出した。同球場は小学生から高齢者まで幅広く使用される一方、老朽化が進行し、グラウンドの凸凹や排水の悪さなどが課題となっている。要望書ではグラウンドの整地や暗きょの設置などを求めており、同協会は「抜本的な改修をしてほしい」と訴えた。斉藤市長は「人口5万人規模の市として球場が足りず、不便だと思う。財政面や施設の現状を踏まえてよく検討し、街の規模に合ったものを用意できるよう、できるだけ実現できるよう頑張りたい」と答えた。赤沼球場は昭和61年に建設。学童野球から喜寿・傘寿のスーパーエイジ野球まで幅広い世代が大会や練習の会場として利用しており、5年度の利用者数は7332人。

市野球協会が斉藤市長に要望書を提出(能代市役所で)
市野球協会が斉藤市長に要望書を提出(能代市役所で)

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