能代駅前のホテル建設構想が前進 県外企業、事業計画を示す

 膠着(こうちゃく)していた能代市のJR能代駅前のホテル建設構想が大きく前進することが2日、分かった。同市元町の大栄百貨店ビルを解体して跡地にホテルを建設する構想で、宿泊業の誘致に動いてきた市内企業によると、全国各地でホテル事業を手掛ける県外の企業がビジネスホテルの建設に向けた事業計画を示したという。ホテル建設の動きが表面化したのは昨年6月の市定例議会。斉藤市長が行政報告で、市内の事業者有志が新会社を設立してビルを解体し、跡地にホテルを建設する構想があることを明らかにした。事業者有志は昨年8月に新会社「ネクスト」(同市浜通町)を設立。令和8年度の開業を目指して、複数のホテル業者らと交渉を重ねてきたが、膠着状態が続いていた。

大栄百貨店ビルのホテル建設構想が前進する見通しとなった(能代市元町で)
大栄百貨店ビルのホテル建設構想が前進する見通しとなった(能代市元町で)

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