能代高伝統の「十里強歩」 男女416人、暗闇の中ひた走る

 能代高(平川研校長)の伝統行事、第77回十里強歩は31日夜から1日にかけ、能代市高塙の同校を発着点に行われた。保護者や地域住民が見守る中、勢いよくスタートを切った生徒たちはゴールを目指し暗闇の中をひた走った。学校祭「能高祭」、「体育大会」と並ぶ同校の三大行事の一つ。強健な体と強固な精神力を養うとともに、目的達成の自信と喜びを感じてもらうことを目的に昭和13年から続けられている。今年も同市の鶴形、二ツ井町飛根、常盤、向能代、元町、河戸川などを通る「北コース」(男子35・4㌔、女子19・2㌔)で実施。部活動の大会への参加選手や公務員試験受験者、体調不良者を除く416人(男子197人、女子219人)が参加し、男子は学校前、女子は市常盤地域センターを出発した。

号砲とともに勢いよくスタートを切った生徒たち(能代市高塙で)
号砲とともに勢いよくスタートを切った生徒たち(能代市高塙で)

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