沖合底引き網漁が解禁 八峰町八森、岩館両漁港も2カ月ぶり活気

 日本海の沖合底引き網漁が1日解禁され、八峰町の八森、岩館両漁港から2カ月間の休漁を経て底引き漁船が出漁し、夕方に戻った漁船からカレイやマダイなどが水揚げされた。底引き網漁は、資源保護のため7、8月を休漁としている。県漁協北部支所管内の八森、岩館両漁港には各3隻が所属。休漁中にエンジンや船体のメンテナンスを行い、解禁に備えてきた。1日は秋田沖では台風10号接近の影響はなく、未明に両漁港から6隻が出港。八森漁港所属の茂浦丸は午後5時30分ごろに帰港し、カレイやマダイ、アマダイ、アンコウなどが次々に降ろされた。船長の船越守さん(68)は「例年の解禁日と比べて漁獲量は少ない。今後、マイカなどの水揚げに期待したい」と話した。

水揚げされた魚が漁船から続々と荷降ろしされた(八峰町の八森漁港で)
水揚げされた魚が漁船から続々と荷降ろしされた(八峰町の八森漁港で)

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