歴史ファンら、発掘結果に興味津々 檜山城跡で調査見学会

 能代市教育委員会の檜山城跡発掘調査見学会は1日、同市桧山字古城地内の発掘調査現場で開かれた。市内外からの参加者が調査担当者から説明を聞き、本丸の出入り口を探る今年度(第9次)の調査結果や、調査で出土した遺物などに関心を寄せ、地域の歴史に理解を深めた。発掘調査は平成28年度に開始し、令和元年度からは城の最も重要な場所だったと考えられている通称「本丸」で実施。今年度は本丸の出入り口を確認することに主眼を置いて掘削した。見学会には市内外の歴史ファンなど27人が参加。今年度出土した16世紀前半の越前焼すり鉢や15世紀の青磁碗、中国染付などの展示もあり、熱心に見詰めていた。

参加者が檜山城跡での発掘調査に関心を寄せた見学会
参加者が檜山城跡での発掘調査に関心を寄せた見学会

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