工場に冷暖房完備 能代市の庄内機械、働きやすい環境づくりへ大規模投資
能代市河戸川の機械製造・販売業「庄内機械」(亀田幸作社長)は、二つの工場全体に冷暖房設備を完備した。社員の働きやすい環境づくりを推進するため、3500万円の大規模投資を行った。同社によると、製造業の広大な工場に数十数台の大型エアコンを設置するのは県内で初めてとみられる。環境面にも配慮した自家消費型の太陽光発電を整備し、工場内に電力供給することで増大する電気代を抑える。亀田社長(59)は「従業員がこの暑さに負けないよう、作業環境を少しでも改善することで、社員のモチベーションアップと生産性の向上につながってもらえれば」と〝社員ファースト〟を強調する。