能代港の機能強化を県に要望 洋上風力期成同盟会

 能代港洋上風力発電拠点化期成同盟会(会長・斉藤能代市長)は先月29日、能代山本の一般海域での洋上風力事業が本格化するに当たり、県に対し能代港の港湾機能強化などを求める要望活動を行った。要望事項は▽大森地区小型船だまり移設計画の早期完了と移転後の埋め立て▽洋上風力発電設備の建設およびメンテナンス拠点となるための港湾施設の早期完成▽中長期的な視点に立った風力発電設備の大型化・プロジェクトの大規模化と将来の浮体式洋上風力発電を見越した港湾機能の強化▽県北部地域企業の洋上風力発電関連分野への参画、関連産業の集積に向けた支援──の4項目。要望書を受け取った佐竹知事は要望に前向きな姿勢を示しながら、洋上風力発電産業への地元企業の参入に期待を寄せた。

能代港洋上風力発電拠点化期成同盟会が県へ要望活動
能代港洋上風力発電拠点化期成同盟会が県へ要望活動

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