能代市の「特養説明会」に6社 入所定員60人程度、8年度から建設

 能代市は先月29日、新たな特別養護老人ホームの設置に向け、事業者対象の説明会を市役所で開いた。能代山本広域市町村圏組合が運営する特養・長寿園(同市腹鞁ノ沢)が9年度末で廃止されることを踏まえての説明会で、6社が参加。募集要項について市から説明を聞いた後、質疑を行った。市は新しい特養について、高齢者数の推移などを踏まえ、現在の長寿園と同じ規模の施設が必要と判断。入所定員60人程度の特養に、ショートステイを併設させる。設置・運営事業の指定権者は県だが、市が事業予定者を選定する。プロポーザル方式を採用し、応募の受付期間は今月2日~来年1月14日。書類審査やヒアリングを経て2月14日に事業予定者を選定・公表する予定。8、9年度に建設し、10年4月1日までに事業を開始する。

新たな特養の整備に向けて説明会を開催(能代市役所で)
新たな特養の整備に向けて説明会を開催(能代市役所で)

関連記事一覧

error: Content is protected !!