能代市、水道の漏水調査開始 今年度は2900戸対象

 能代市で、水道の配水管や、配水管から住家や事業所に接続する給水管の漏水調査が始まった。水の音を耳で聞き取って水漏れを検知する「音聴調査」と呼ばれる手法で、河戸川や東能代地区など約2900戸で実施する。5年度は3372戸を調査し、漏水率は0・47%だった。浄水場から供給される水道の配水量と、水道料金の対象となる有収水量の割合を示す「有収率」は8割を切る状況が続いており、市は今年度も漏水箇所には修繕を行い、有収率と水道事業の効率性の向上につなげる。

器具を使って漏水の有無を調べる担当者(能代市明治町で)
器具を使って漏水の有無を調べる担当者(能代市明治町で)

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