「明石」に声援届け 全校生徒・教職員でネット中継観戦

 能代高では29日、全国高校軟式野球選手権大会の準決勝に臨んだ選手たちを応援しようと、体育館に現地応援の吹奏楽部と応援団を除く生徒約480人と教職員40人余りが集まり、インターネット中継で試合を観戦し、スクリーン越しに選手たちに声援を送った。生徒からの要望を受けて実施。初回から4失点の苦しい立ち上がりだったが、先発の佐藤陽仁選手(3年)がアウト一つ、ストライク一つを取るたびに拍手が響いた。点差が開き始めても諦めずにプレーする選手たちの姿を最後まで見守った。生徒会長の秋山煌惺君(3年)は「放課後に練習を頑張っているのを教室から見ていたので、全国で活躍してくれてうれしい。最初から最後まで全力で臨む姿は心にくる」と拍手を送った。

体育館でインターネット中継で試合を見ながら声援を送る生徒たち(能代高で)
体育館でインターネット中継で試合を見ながら声援を送る生徒たち(能代高で)

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