就任2年目の鈴木監督、チームを4強に導く 選手には「感謝しかない」

 能代軟式野球部の鈴木公貴監督(29)は監督歴2年目。現在の3年生の入部時に同部コーチとなり、共に切磋琢磨(せっさたくま)してきた。2年ぶり22回目の出場となった今年の全国選手権大会でベスト4入りし、「ここまで一緒に来ることができ、感謝しかない」と話す。潟上市出身で、秋田西高で硬式野球部に所属。秋田大進学後は地域の同級生と共にチームをつくって活動。同大大学院を修了し、令和2年に初任校として能代に赴任した。プレーのみならず、雰囲気づくりにも重点を置いてチームを鍛えてきた。戦いを終え、「選手と一緒に、自分も指導者として成長させてもらった。大会を通していろんな方々に応援していただけていることも分かった。能代の軟式は強いんだということをさらに広め、認知度を高めていきたい」と話した。

中京との準決勝で選手に指示を送る鈴木監督
中京との準決勝で選手に指示を送る鈴木監督

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