伝統継いで奉納相撲 三種町志戸橋・七星神社で金岡小児童が6年ぶり熱戦
三種町志戸橋の七星神社(平賀真宮司)への奉納相撲が28日、同神社の境内で行われた。300年以上の歴史があるとされる伝統行事だが、近年は新型コロナウイルス感染症をはじめ、大雨や猛暑の影響で見送られていた。6年ぶりの奉納相撲で、地元・金岡小(近藤明子校長、全校児童51人)の児童が熱のこもった取組を披露し、地域の平穏や五穀豊穣(ほうじょう)などを願った。「福之龍」の四股名(しこな)で男子高学年の部を制した笹村福之介君(6年)は「奉納相撲は小学校に入学する前から知っていて、ずっと参加したいと思っていた。優勝を目指していたので、うれしい。住民の皆さんも楽しんでくれていたので良かった」と笑顔を見せた。