能代、きょう「王者」中京と準決勝 全国高校軟式野球選手権
第69回全国高校軟式野球選手権大会は、きょう29日に兵庫県明石市の明石公園第1野球場で準決勝が行われ、西東北代表の能代は、第1試合(午前9時30分)で東海代表の中京(岐阜)と対戦する。中京は7大会連続27回目の出場で、史上初の2度目の3連覇を狙う高校軟式野球界の王者。能代としては層の厚い投手陣で失点を抑えつつ、好機を確実にものにする野球で、準優勝した平成27年以来9年ぶりの決勝進出をつかみ取りたいところだ。能代の鈴木公貴監督は中京について「ピッチャーの仕上がりが良く、小技の精度も高いので打線も無駄なくつないでくる。一番隙がないチームだと思う」と語る。工藤主将は「試合の入り」が重要として、「先制点を取り、自分たちのリズムで試合ができるように頑張りたい」と意気込む。