議員定数と報酬議論へ 能代市議運委、議会改革特別委への付議決定
能代市議会運営委員会(菅原隆文委員長)は27日、市役所で開かれ、議員定数と議員報酬、政務活動費の三つの案件を市議会改革調査特別委員会(大高翔委員長)に付議することを決めた。議員定数については、会派・平政会が、人口減少が続き、物価高騰が市民生活に与える影響も深刻化する中、今年6月の議運委で削減も含めて特別委で議論することを提案していた。27日の議運委では、希望の大高翔氏、市民ネットワークの小野立氏、青松・公明党の落合範良氏、平政会の後藤健氏が、定数を議会改革特別委の案件に加えることに賛成。共産党の相場未来子氏は反対したが、賛成意見が多数を占めたことを踏まえ、付議が決まった。定数に加え、議員報酬と政務活動費の2案件も今後の在り方を協議することとした。