八峰町、「半農半X」事業見送る 国の補助金得られず

 八峰町は、第1次産業などの担い手不足を解消するとともに関係人口の創出に結び付けようと、今年度も実施予定だった「半農半X等人材確保事業」を見送ることを決めた。国庫補助事業等を財源に充てる方針だったが、申請が採択されなかったため。町が27日の町議会全員協議会で明らかにした。半農半X等人材確保事業は本業をリモートワークで継続しながら、農林漁業などの副業でも収入を得る働き方で、同町で令和4年度までの2年間、県がモニター事業として町観光協会に委託して実施。5年度は町の単独事業として行われ、昨年10月から12月までの3カ月間で全国から13人が参加した。継続に向け、今年度当初予算に関連事業費199万7千円を措置。6月補正で宿泊助成費382万8千円を追加していた。

八峰町当局が「半農半X等人材確保事業」の見送りを報告した町議会全員協議会
八峰町当局が「半農半X等人材確保事業」の見送りを報告した町議会全員協議会

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