能代市、「天空の不夜城」更新費用の負担検討へ
能代市の斉藤市長は27日、市役所で会見を開き、能代七夕「天空の不夜城」の大型灯籠2基の更新(大規模改修)について、「財政負担すべきかどうか検討したい」との考えを示した。灯籠は老朽化が進み、不夜城協議会は市の在り方検討会に対し、計画的かつ大規模な補修が必要で、紙の張り替えには5年を要すると指摘。市は大規模改修の費用として「愛季(ちかすえ)」は約5500万円、「嘉六(かろく)」は約2800万円を要すると試算。「あくまで一定の条件の下での試算」としつつ、物価高騰の中で当初の制作費を上回るのは確実とみている。