ジェンダー平等実現へ女性市議と意見交わす 能代高3年生有志

 本県のジェンダー(社会的性差)問題をテーマにした能代高3年生有志と能代市の女性市議3人による意見交換会は19日、同市柳町の旧料亭金勇で開かれた。高校生は職場や家庭生活など身近なところにある課題に認識を深め、改善の方向へと導くための提言を考え、市議らは「周りの人たちと話し合い、共感し、輪を広げていくことを諦めないで」と〝希望の光たち〟にエールを送った。能代高3年の金子美月さんが主催。今年2月、SDGs(持続可能な開発目標)諸目標をテーマに探求活動を行った2年生(当時)有志による「探求活動×SDGs成果発表会」で、金子さんは「女性が働きやすい社会を秋田から」と題して登壇。聴講していた女性市議から「もう少し話をしたい」と声を掛けられたことがきっかけで意見交換会が実現した。

男女格差の現状を聞き、その解決策を考えた意見交換会(旧料亭金勇で)
男女格差の現状を聞き、その解決策を考えた意見交換会(旧料亭金勇で)

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