米代川支流でアユ好機

港周りは良型のアジ徐々に

お盆を過ぎても真夏のような暑さの能代山本地方。引き続き熱中症対策を忘れず、安全釣行を心掛けましょう。

アユ

 米代川支流・阿仁川では友釣りで18~24㌢クラスが1人0~50匹。降水量が多く、しばらく高い水位が続いていたが、ようやく条件が整ってきた。米代川本流はもう少し時間が必要だが、阿仁川を筆頭に藤琴川、粕毛川などの支流は好機になりそうだ。水流の変化に伴い、同じポイントでも川底や水深が以前とは全く違っていると思われるため、丁寧にオトリを泳がせてアプローチしたい。

アジ

 能代港周辺ではルアー釣りで15~23㌢クラスが1人0~60匹。ジグヘッドリグを使用し、ワームはピンテール系。豆アジが多かったが、徐々にサイズアップしたアジが釣れるようになってきた。朝夕のまづめ時に活性が一気に高まるため、トラブルのないようにスムーズな手返しでチャンスを捉えたい。日を追って気温が下がり、さらに釣りやすくなる。

シロギス

 三種・釜谷浜周辺の各サーフでは13~18㌢クラスが1人0~50匹。潟上・出戸浜周辺の各サーフでは13~22㌢クラスが1人0~100匹。いずれも投げ釣りで、片天ビン3~8本針仕掛けを使用し、餌はジャリメ。海岸線にはまだ木の枝などのごみが堆積しており、移動する際は足元に注意して危険な物を踏んでけがをしないよう気を付けよう。海の中は濁りも取れて、普段通りの釣りを展開できるが、投げ釣りではキャストする際にごみを引っ掛けないよう、波打ち際に仕掛けを這わせるとトラブルを回避しやすくなる。

マダイ

 男鹿沖ではジギングまたはラバージギングで40~70㌢クラスが1人0~8匹。80~180㌘のメタルジグ、鯛カブラを使用。アジ、アマダイも交じる。秋に向かってマダイのサイズも数も上向きになってきた。うれしいゲストとして良型のアジや40㌢クラスのサバも掛かっているが、今後はワラサやヒラメなどにも期待が持てそうだ。

情報提供は秋田市の釣り東北社
TEL:018-824-1590

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