八峰・能代沖洋上風力、事業会社が建設計画公表 風車25基を2列に
能代市・八峰町沖で洋上風力発電事業を行う「合同会社八峰能代沖洋上風力」は、着床式風車の建設計画を公表した。最大で直径9㍍、長さ105㍍の基礎くい(モノパイル)を海底に打ち込む打設工事は住民に配慮し夜間と早朝は行わないほか、騒音低減措置を講じる。風車本体の施工は北海道の室蘭港、基礎の施工は秋田港で行い、能代港中島地区では基礎の洗掘防止工で使う石材を仮置きし、石材を詰めた袋型根固材を製作する。風車は大手風力発電機メーカー・ベスタス(デンマーク)製の25基を2列に並べる。8年3月に着工し、11年6月の運転開始を目指す。