国交省能代、米代川の河道掘削着工へ 能代・悪土川の氾濫防止も狙いに

 国土交通省は今年度から、能代地区の米代川で流域の浸水被害防止を目的とした河道掘削事業を行う。気候変動の影響に対応するため昨年度に変更した「米代川水系河川整備計画」に基づく事業。JR五能線橋りょう付近から鶴形地区まで約9㌔の区間で川岸の一部の土砂を取り除いて、出水時の水位を下げる。支川の悪土川流域の被害防止にもつなげたい考え。複数年かけて実施する方針で、能代河川国道事務所は「できる限り早期に進めたい」としている。

河道掘削が行われる能代市の米代川。右下にある五能線橋りょうの上流左岸「中川原工区」で行う(能代河川国道事務所提供)
河道掘削が行われる能代市の米代川。右下にある五能線橋りょうの上流左岸「中川原工区」で行う(能代河川国道事務所提供)

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