能代市の古典舞踊菊々会、13年ぶり大規模発表会 花柳代表の師籍40周年で

 古典舞踊菊々会(花柳菊々代表)主催の第3回古典文化を伝える「日本舞踊の会」は18日、能代市文化会館大ホールで開かれた。花柳代表の師籍40周年を記念した公演で、長年稽古を重ねている弟子たち、小学生らが長唄や大和楽、清元などに合わせて踊り、観客を魅了した。同会が「日本舞踊の会」と題する大規模な発表会を催すのは13年ぶり。賛助出演の花柳寿美蔵さんによる長唄「外記猿」で幕を上げ、名取披露の口上に続き、子どもから大人まで20人がかつらや化粧、衣装も華やかに舞台に立ち、15の番組を上演した。

長唄や大和楽などに合わせ優美な踊りを披露した「日本舞踊の会」(能代市文化会館大ホールで)
長唄や大和楽などに合わせ優美な踊りを披露した「日本舞踊の会」(能代市文化会館大ホールで)

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