それぞれの目標に向け缶サット、小型ロケット発射 能代宇宙イベント

 第20回能代宇宙イベントは3日目の16日、能代市浅内の第3鉱さい堆積場で缶サット競技とハイブリッドロケットの陸打ちが行われた。このうち、缶サット競技には3部門に29チームがエントリー。チームによって機体の特徴はさまざまで、学生らは各々の目標に向かって研究の成果を試している。軟着陸後にローバー(自走式小型ロボット)を目標地点に向けて走らせる「ランバック」に挑んだ同志社大DERC CanSat PJのチーム・イカフライは、10機の同時投下に挑戦。プロジェクトマネジャーの村岸秋生さん(理工学部3年)は3年目の参加で、「1年目で1機、2年目で2機を投下してうまくいった。こういう実験をできる機会があるのはありがたいこと」と笑顔を見せた。

缶サットの行方を見守る学生たち(能代市浅内の第3鉱さい堆積場で)
缶サットの行方を見守る学生たち(能代市浅内の第3鉱さい堆積場で)

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