能代宇宙イベント開幕 学生たちの「挑戦の夏」始まる

 宇宙工学を学ぶ全国の大学生らが集い、自作のハイブリッドロケットの打ち上げなどに挑む「第20回能代宇宙イベント」が14日、能代市浅内の第3鉱さい堆積場で開幕した。初日はハイブリッドロケットの陸打ちを行う予定だったが、悪天候などのため延期した。同イベントは市民団体などで組織する一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム(秋山演亮会長)の主催。宇宙開発を支える人材の育成や地域活性化などを狙いに、平成17年から同堆積場を主会場に開催している。今年の日程は14~22日(予備日は23日)で、全国の大学生らがハイブリッドロケットの打ち上げや缶サット競技などに挑むほか、節目を記念して一般公開日を17、18日の2日間とし、17日は多彩な体験ができるブースを設けるほか、ロケットコンペティションなどを実施。18日は約2300機のモデルロケットを同時発射する「NOSHIRO ROCKET CHALLENGE」を行う。

第20回能代宇宙イベントが開幕し、学生たちが能代に集結
第20回能代宇宙イベントが開幕し、学生たちが能代に集結

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