女性専用の「民泊」人気 能代市の大山さんが開業

 能代市清助町に、自宅を活用して観光客らに宿泊サービスを提供する女性専用の「民泊」がある。市内に宿泊施設が極端に不足する中、「能代の花火」や能代七夕「天空の不夜城」といったイベントで訪れた県内外の旅行者やインバウンド(訪日外国人旅行者)の新たな受け皿となっている。民泊を営むのは、個人宅をレンタルスペースとして貸し出す「スペース─A」を運営する大山敦子さん(69)。民泊向けに寝室を3部屋用意し、最大8人まで収容できる。今年5月の開業後、3カ月余りで約20人が利用。北海道や山形、東京、京都など全国各地のほか、中国や台湾など海外からも訪れているという。

民泊客と歓談する大山さん(写真右、能代市清助町のスペース─Aで)
民泊客と歓談する大山さん(写真右、能代市清助町のスペース─Aで)

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